So-net無料ブログ作成
検索選択

今回は一括申請 1年コースも折り返し地点 [復習 不登法・総論]



  復習 不登法・総論(カテゴリー別・リンク)



 おはようございます!


 昨日、7月25日(火)は、1年コースの民法・不登法第46回目の講義でした。


 みなさん、お疲れさまでした!


 昨日の講義では、一括申請をお話ししました。


 とはいえ、ここも総合的な話であり、まだ名変や抵当権の登記などの解説をしていない時点ではちょっと伝わりにくい場面もあったような気がします。


 ですので、まずは、一括申請ができる要件をよく押さえておきましょう。


 管轄が同一、目的が同一、登記原因及び日付が同一(申請人の同一も含む)が、一括申請の原則的な要件です。


 これらが揃えば、複数の不動産についての申請を1通の申請情報でまとめて申請することができるというのが、一括申請です。


 そして、これ以外にも、1つの不動産における申請でも一括申請できるものであったり、目的が同一であれば一括申請できるもの、などもあります。


 また、名変に至っては、管轄が同じで同一の登記名義人であれば、目的が原因日付が違っても一括申請できます。


 これら外枠とでもいいますか、概要部分をまずは理解しておくといいと思います。


 そして、このほかの理屈的な部分や細かい手続的な面については、今後先に進んでいく中で戻って確認していきましょう。


 戻るタイミングなどは、講義の中でもきちんと示していきますね。


 では、いくつか過去問をやっておきましょう。


 以下、複数の不動産が出てくるときは、それらはいずれも同一の登記所の管轄区域内にあるという前提で解答してください。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(過去問)

Q1
 A名義の甲土地及びB名義の乙土地について、同じ日にCを買主とする売買契約が締結された場合の、甲土地及び乙土地について申請する所有権の移転の登記は、一つの申請情報によって申請することができる(平18-19-イ)。


Q2
 共有不動産を第三者の単独所有とする所有権の移転の登記の申請は、共有持分につき第三者の権利に関する登記があるときは、一の申請情報によってすることができない(平2-23-3)。


Q3
 契約解除を登記原因とする所有権の移転の仮登記の抹消の申請と当該仮登記に基づく所有権の移転の本登記の抹消の申請は、一の申請情報によってすることができる(平20-26-エ)。


Q4 
 同一の債務を担保するため、A所有の甲土地及びB所有の乙土地について、日を異にして抵当権が設定された場合には、甲土地及び乙土地に係る抵当権の設定の登記は、一の申請情報によって申請することができる(平25-13-イ)。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 解答を確認する前に、上記でも書いた一括申請の要件3つ、きちんといえますか?頭の中で反すうしてから、先に進みましょう。


 こうして、戻って進むということが大事です。


A1 誤り

 甲土地と乙土地で当事者が異なるので、一括申請することができません。


 登記原因及び日付の同一には、当事者(申請人)の同一も含みます。


A2 正しい

 そのとおりです。


 特定の持分を目的として第三者の権利(抵当権や差押えなど)があるときは、共有者全員持分全部移転の登記を申請することはできません。


 どの持分に第三者の権利が及んでいるのかということを公示するために、第三者の権利の目的となっている部分と、目的となっていない部分に分けて申請することを要します。


 不動産登記は、権利関係をわかりやすく正確に公示することに制度の主眼がありますから、その点をよく理解しておくといいと思います。


A3 正しい

 そのとおりです。


 ここは、申請情報も書けるようにしておくといいと思います。


A4 正しい

 そのとおりです。


 共同担保に関する登記については、一括申請の要件は緩いです。


 Q1の所有権のケースと比較するとよりそう感じるのではないでしょうか。


 そんなイメージを持ちながら、この先進めていくといいと思います。

 
 そして、抵当権の登記のところで共同抵当を学習したら戻ってくるといいでしょう。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 1年コースのみなさんは、次回の日曜日の講義の途中から、テキスト第2巻に入っていきます。


 まさに折り返し地点ですね。


 たぶん、次回以降から勉強する各権利ごとの登記の方が、もう少しわかりやすく感じるかもしれませんね。


 とにかく、頑張ってついてきてください。


 では、今日も一日頑張りましょう!


 また更新します。





にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ
にほんブログ村
   
 日々頑張ろう!
 記事読んだよという足跡として、合格祈願の応援クリックお願いします(^^)