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刑法、そして2018目標の20か月コースのみなさんへ [司法書士試験 憲法・刑法]



  復習 刑法(カテゴリー別・リンク)



 おはようございます!


 昨日は一日雨で、ちょっと肌寒かったですよね。


 コート着ていけばよかったと、少し後悔しました(^^;


 そんな昨日3月21日(火)は、刑法の第5回目の講義でした。


 みなさん、お疲れさまでした!


 刑法も残すところ、あと2回です。あっという間ですね。


 今回の講義では、詐欺罪から始まり、強盗罪、横領罪などをやりました。


 詐欺罪や強盗罪は近年出題されたばかりですし、この中では、横領罪あたりがそろそろ出てもいい頃合いじゃないかなと思います。


 ここも、判例の結論を一つでも多く押さえておくことが一番の対策ですから、テキストや過去問、六法でしっかり確認しておいてください。


 では、いくつか過去問をピックアップしておきます。

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(過去問)

Q1
 Aは、所持金がなく代金を支払う意思もないのにタクシーに乗り、目的地に到着すると、運転手Bの隙を見て何も言わずに逃げた。この場合、Aには、Bに対する詐欺罪が成立する(平21-26-ウ)。


Q2
 Aは、レンタルビデオを借りて保管していたが、自分のものにしたくなり、貸ビデオ店に対して、盗まれたと嘘をついてビデオを返さず自分のものにした。この場合、Aには、横領罪が成立する(平20-27-オ)。


Q3 
 Aは、Bから依頼されて、B所有の土地につき登記簿上の所有名義人になってその土地を預かり保管中、Bから所有権の移転登記手続請求の訴えを提起された際に、自己の所有権を主張して抗争した。この場合、Aにつき横領罪が成立する余地はない(平7-25-4)。


Q4
 他人が所有する不動産であるが、自己がその所有権の登記名義人となっているものについて、所有者の承諾なしに自己のために抵当権を設定する行為は横領罪を構成し、その後、当該不動産を第三者に売却した場合は、更に、横領罪が成立する(平4-27-イ)。

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A1 正しい

 そのとおり、正しいです。

 
 設問の場合、代金を支払う意思もないままタクシーに乗って発車した時点で、2項詐欺罪が既遂となります。


A2 正しい

 そのとおり、正しいです。横領罪が成立します。


 嘘をついたこと自体は、横領のための手段にすぎないため、別途、詐欺罪は成立しません。


A3 誤り

 横領罪が成立します(最決昭35.12.27)。


 Aが訴訟の中で自己の所有権を主張して争うことは、不法領得の意思の確定的な発現と見ることができるからです。


A4 正しい

 そのとおり、正しいです(最大判平15.4.23)。


 最初の抵当権を設定した行為が横領罪を構成し、その後、第三者に不動産を売却した行為についても、更に、横領罪が成立します。


 この判例は、注意しておきましょう。

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 さて、今日、3月22日(水)は、2018目標の20か月コースのみなさんにとって、久しぶりの講義再開です!


 少し期間が空いてしまいましたけどね。


 リズムを取り戻しながら、また、改めて頑張っていきましょう!


 それでは、また更新します。


 今日も一日頑張りましょう!






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