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刑法第3回目は共犯 2018目標の講座は今日もお休み [司法書士試験 憲法・刑法]



  2017目標 刑法(カテゴリー別・リンク)



 おはようございます!


 昨日のWBCの試合も熱かったですね!


 侍JAPAN、お見事です!


 優勝目指してこれからも頑張って欲しいです。


 さて、昨日、3月14日(火)は、刑法の第3回目の講義でした。


 みなさん、お疲れさまでした!


 昨日の講義のメインテーマは、何といっても共犯です。


 司法書士試験の刑法では、一番よく出るテーマといっていいかと思います。


 対策としては、やはり判例の結論をしっかり押さえていくことですね。


 過去問で出たもの、テキストに載っているものはもちろん、これから受ける模試や答練で出てきた未出の判例を押さえておくといいと思います。


 ということで、早速、昨日の範囲の中からいくつか過去問をピックアップしておきます。

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(過去問)

Q1
 Aは、酒場で口論となったBの顔面を拳で殴り、その結果、Bが転倒して床で頭を強く打ち、脳挫傷により死亡したが、Aは、Bを殴った際、Bが死亡するとは認識も予見もしていなかった。この場合、Aには、傷害致死罪が成立する(平27-24-エ)。


Q2
 AがBに対して甲宅に侵入して金品を盗んでくるよう教唆したところ、Bは、甲宅に侵入して金品を物色したが、その最中に甲に発見されたので、甲に刃物を突きつけて甲から金品を強取した。Aには、住居侵入・強盗罪の教唆犯が成立する(平16-26-エ)。


Q3
 AがBに対して甲宅に侵入して金品を強取するよう教唆したところ、Bは、甲宅に侵入して甲を殴って金品を強取したが、甲は、殴られた際に倒れて頭を打ち、死亡した。Aには、住居侵入・強盗致死罪の教唆犯が成立する(平16-26-オ)。


Q4 
 Aは、Bが留守宅に盗みに入ろうとしていることを知り、Bが現金を盗み出している間に、Bが知らないまま外で見張りをしていた。この場合、Aには、窃盗の共同正犯が成立する(平22-24-オ)。

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A1 正しい

 そのとおりです。傷害致死罪が成立します。


 本問は、結果的加重犯がテーマの問題です。


 基本となる犯罪(傷害)について故意があれば、その結果生じた重たい結果についても故意犯を認めることができます。


 これが結果的加重犯です。


A2 誤り

 Aには、住居侵入・窃盗罪の教唆犯が成立します(最判昭25.7.11)。


 これは、共犯と錯誤の問題ですね。


 強盗罪と窃盗罪には重なり合いが認められるので、重なり合う限度で軽い窃盗罪の教唆犯が成立するということになります。


A3 正しい

 そのとおり、正しいです。


 こちらも、Aの認識(強盗)と発生した結果(強盗致死)にズレがあるので、異なる構成要件間で錯誤が認められます。


 ですが、強盗致死罪は強盗罪の結果的加重犯であり、この場合、教唆者は重たい結果についての責任を負います。


 そのため、住居侵入・強盗致死罪の教唆犯が成立します。


 ここは、Q2とセットで押さえておくといいですね。


A4 誤り

 Aには、窃盗の共同正犯は成立しません。


 AとBの間には、共同実行の意思がないからです。


 この場合、Aには窃盗罪の幇助犯が成立することになります。

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 重ねての告知ではありますが、今日も、2018目標の講座は、スケジュールの関係でお休みです。


 次回は、来週、3月22日(水)です。


 お間違いのないように注意してください。


 では、今日も一日頑張りましょう!


 また更新します。





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